TESLA Model3 ホイールによる航続距離の差異【翻訳】
ヤスヒラです。この記事は引用/翻訳記事です。
引用元:https://electrek.co/2019/11/08/tesla-breaks-down-model-3-performance-wheels/
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TESLAのCEOであるElon Mask氏は以前、車のマイナーモデルチェンジを1年に1度しかしない自動車メーカー各社を見下していたように見受けられる。
そういうわけで、Teslaでは他メーカーとは違い、準備が整い次第常に車をアップデートさせてきた上、モデル刷新の時期はQ4(10月-12月)ではなく新年に行ってきた。
現状ではその慣例に従ってはいるものの、ついにTESLAが競合他社に追従し、新モデルの発表を前倒しするときがくるようだ。
EPAは今週、Teslaの新モデルのレーティングを発表している。
昨日、electrekでは2020年版Model3スタンダードレンジプラスが、米国史上最も効率の良い電気自動車になる(https://electrek.co/2019/11/07/2020-tesla-model-3)とお伝えした。
ここで、他グレードのモデル3のラインナップへ目を向けてみたのであるが、2019年モデルとは若干仕様が異なっている。
中でも特筆すべきは、TeslaとEPAがモデル3パフォーマンスに3種類(18inch,19inch,20inch)のタイヤを履かせた場合の電費がそれぞれ異なっているという点だ。

TeslaがModel3を発売開始した際には、Teslaは大きいパフォーマンスホイールの仕様でしか販売されておらず、航続距離は310マイルであった(表の右端)。
しかし、”パフォーマンスアップグレード”なしでも買えることから、18インチエアロホイールを履いたパフォーマンスモデルも購入可能であった。より空力抵抗の小さいこのホイールであれば、Model3パフォーマンスの航続距離は322マイル=約520km、言い換えれば20インチホイールを履いた時よりも23マイル=約51kmも長く走れる。8%の違いだ。
テスラのエンジニアリングチームによれば、18インチエアロホイールを装着した場合、19インチの銀色のホイールを装備したときと比較し、電費が最大10%良くなる(https://electrek.co/2017/08/22/tesla-model-3-aero-wheels-can-increase-efficiency-vp-engineering/)と発言。20インチの仕様のものが選べるようになるまで、長きにわたり19インチホイール一択であったそれである。
興味深いことに、Teslaウェブサイトに現状表記されている「310マイル」の2020年版モデル3パフォーマンスなど上記の表にはどこにもない。299マイル走れる20インチタイヤ標準装備のモデル3パフォーマンスは存在するようであるが。
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というわけで、今後も私が読んで「興味深い」と感じた記事をちょくちょく英訳していきます。リクエスト等あれば是非教えてください、
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